あたけむ

あれこれ悩み、考えることを楽しむ雑記ブログ

エアコンの購入で失敗したこと 続き

こんにちは kurosabiです。

 

前回はエアコンの買い替えに際して、コンパクトサイズしか選択肢が無くなった話を書きましたが、

今回はその続きです。

 

木造の14畳で、4.0kwの容量は小さいのか

 

これまで使っていたエアコンは、富士通のNocria(AS-S40ASW)という機種です。

我が家は木造3階建の一軒家で、買い替えるエアコンは2階で使用していたもの。

2階は8畳のDKと6畳の和室で、

部屋の仕切りを外して14畳のワンフロアにして、エアコン1台で2室全体をカバーしていました。

 

コンパクトタイプしか付けられないと指摘した店員さんに、使用する部屋の広さなどを伝えると、

あ〜、今まで使っていたエアコンだと小さいですね〜

f:id:kurosabi:20191113221808j:plain

なんですと!

「4.0kwのタイプだと、メーカーが推奨する適正の広さは11〜14畳です。

ただし、11〜14畳の範囲内で適正という意味ではなく、

マンションなど鉄筋建築で14畳まで、木造建築で11畳までが適切なんです。

お客様の場合、これまでお使いの4.0kwではもの足りないと思います。オススメは一つ上の5.6kw(主に18畳)タイプですね。」

 

ネットで調べると、部屋の広さとエアコンの適正能力は賛否両論がありますね。

大は小を兼ねる という意見もあれば

表示された畳数より小さくても大丈夫 という意見も。

 

家の構造や地域(環境)、窓の大きさや向き、部屋の階数など

使用する条件はさまざまで、

部屋の広さ(畳数)では単純に測れるものではなく

どちらの意見が正解というのはないのでしょう。

 

我が家の場合、購入当初から「冷えが良くないな」とは若干感じていました。

設定温度も夏場は常に22〜24度あたりで、

部屋に入った瞬間は涼しさを感じても、しばらく部屋にいるとじんわり暑さを感じるという状態でした。

販売員が大きめのエアコンを勧めるのは売上げアップを狙ってのことでしょうが、

「小さい」と指摘を受けた時は、

やっぱりな...とも思いました。

 

しかし、4.0kwと5.6kwの商品では価格差が雲泥の差。

しかもコンパクトサイズのみという選択肢の狭さです。

そのお店で進められたのは、富士通のNocria(AS-D56J2-W)という機種で

提示された金額は税込で約18万円。

f:id:kurosabi:20191113224534j:plain

予算は10万円までって言っただろうが...

 

小さなものを選ぶか、値段交渉に望みを託すか

想定していた金額とのあまりの乖離に呆然としつつ、その店での購入は諦めました。

予算を優先するなら、7年前に比べて性能が上がっていることを信じて4.0kwを選ぶしかない。

しかし冷えないエアコンをまた10年ぐらい使うのもつらい。

 

次に行ったのは、前回エアコンを購入したヤマダ電機

前の機種のように、型落ちのオリジナルタイプが安く販売されていないかと期待をかけての突撃です。

 

エアコンコーナーの前で、富士通のベストを着ている人を発見。

メーカーから派遣された説明員の方に事情を説明すると、やはり「私もコンパクトタイプで5.6kwを勧めます」とのこと。

その方に勧められた機種も、先の量販店と同じ富士通のNocria(AS-D56J2-W)。

ただ「期間限定で他よりも安くさせてもらってます」と言われ、値札を見ると

149,040円(税込)

 

さっきの店よりは安い。しかし想定する予算からするとまだ高い。

メーカーの方は値段交渉はできないらしく、販売員を呼んでもらって値段交渉に挑んでみるも

「かなり安くしてますからね。頑張っても税別で130,000円までが限界です」とつれない言葉。

これだと税込で140,400円(8%の時なので)。さらに古いエアコンの引取料も加わることになるので、まだまだ厳しい金額です。

 

一旦仕切り直すことにして自宅に戻り、事のいきさつを妻に報告。

妻もやはりエアコンの効きが悪いと感じていたようで、5.6kwの方を選んだ方が良いのではないかという意見でした。

ただ、現状提案されている金額を出すのも正直厳しいと...。

 

再度値段交渉するため、今度は妻を伴って再びヤマダ電機へと向かいました。

 

先程の富士通の説明員さんに声をかけ

「オススメされた機種が良いと思っているのですが、予算が厳しいんです。10万円にしてくれとは言いませんが、もう少しなんとかならないですかね」と伝えました。

 

「なるほど。それだったらあの販売員は無視して、もう少し融通の利く人間を連れてきますわ。

あいつは本当にダメ。さっきのやりとりを横で聞いていてイライラしてましたもん」

 

そう言うと、別の販売員を連れてきて

「この人はお世話になってる人だから、限界まで安くしてあげて!」

と口添えしてくれました。

 

数十分の交渉の末、消費税・取付工賃・引取料すべて込みで

 

128,000円!

f:id:kurosabi:20191113233351j:plain

「店長と相談してきます」と消えた販売員が戻ってきたのは、約20分後。

本当にすいませんでした!

 

ちなみに、お世話になった富士通の説明員の方は以前、別の大手家電量販店で副店長をしていたそうです。

妻によると

「あなたが販売員の人と話をしている時、あなたの後ろから販売員に向かって“もっと下げろ”と合図を送ってたよ」とのこと。

本当に感謝!です。

 

新しいエアコンは、めちゃくちゃ良く効きます。

28度の温度設定で、風量を最小にしても寒いぐらいに...。

 

我が家には少々オーバースペックだったのかもしれませんが、設定温度や風量を抑えることができたので音が静かになり電気代も若干下がりました。

想定していた予算よりオーバーしましたが、買い替えはまずまず成功だったと言えそうです。

 

やはり最初のエアコン選びと設置でミスったのは痛かった。

値段を優先すると失敗する確率が高くなりますね。

30㎝寸法のものを選んでおけばもう少し選択の幅が広がったと思うと、

購入前にもう少し慎重に選んでおくべきでした。

 

皆さんも寸法や容量に注意して、選ぶようにしてくださいね!